非実在少女日記

毎日元気いっぱいで自己陶酔が大好きな人間の日記です

3年間

普通に昨日は眠さに耐えきれずに寝てしまったので日記を書いていない。理由は生活習慣を少しずつ直していたら深夜に更新していた日記を書く頃には眠くなってしまうからである。なんて弱い生き物なんだ。まあおかげで今日のしばは二日分の出来事を書くことが出来るわけだ。まあそんなに何かがあったわけではないけど。

今日は高校生活最後のテストを受けてきた。今までで一番簡単でやっぱり留年者は出したくないんだろうなと思った。しばは進学をするのでテストはこれで終わりではないけどこうやって国語のテストを解くことはないんだなと思うと寂しさを感じた。いや、テストは嫌いだけど。勉強をさせられているという感じで受けている授業のテストとは違って国語は先生が面白い先生だったのもあって3年間で一番楽しかった。先生は授業中にその単元に関係する思い出話をするんだけど国語の先生特有の感情の入った話し方が楽しかった。先生になることに対して学生時代とても悩んで後悔をした先生の話だからこそ興味を持って聴けたのだと思う。人の思い出話を聞くのはやっぱり面白いし、同年代ではない人の話を通して自分の生まれていなかった時代の世界を聞けるのが楽しい。あとは授業も面白かったのでそんな先生の授業が終わるのはさみしいと改めて思う。3年間国語を担当してくれた先生だったのもあるから余計だ。とってもいい先生だからずっと元気でいて欲しい。

そう言えば数えてみるともうしばは高校に3回しか登校しないらしい。明日と卒業式の予行練習、卒業式だけだ。でも何故だか3年間も通った学校に対して何の未練もなければ思い出もない。びっくりするほど思い出すことがないので正直自分に対して引いているところはあるし空っぽな3年間を過ごしたのかと思うとすごい。検定勉強をして検定を受けて、プログラムの仕組みを理解してシステムを作って、散々苦しめられたFlashを作って、ホームページも作って、プレゼンテーションもして、普通高校ではできない経験をできたのは楽しかったけどなんだかなと思ってしまう。毎日の登校で体調が悪くなっていったり居場所がないなと感じてすごく気分が沈んだ3年間の合間にそれをやった感じがするからだと思う。まあ社会勉強として割り切るしかないかという感じではあるが。

3年間と言えばしばが絵を特に集中して描くようになったのは高校に入ってからで自分でも上達したなと思う。楽しい時も嫌な時も絵を描き続けて自分の人生には無くてはならないものになっているから自分の成長を見るとうれしくなるしやっぱり絵を描くことが好きだなと思う。嬉しいことにいろんな人に褒めてもらえるし絵で知り合えた人もいた。しばが自分の世界を一番表現できる方法でもあるからほんとうにありがたい。今の環境になじんだ頃しばの絵を見て感動して泣いてくれた人がいて、その報告を受けた時に頑張って描き続けた自分の絵が誰かに響いたんだなと思ってうれしくて少し泣いた。生まれて初めてのことだったし別に何かあるわけではないけどすごい報われたような感覚がした。多分一生忘れないと思う。誰かに喜んで欲しくてかいてるというよりは自分のことを表現するために自分が見たいものを書いているような感じだから本当にうれしかった。もちろん今も嬉しい。

何だか今日はたくさん書きたいことがあってばーっと書きなぐる形になったしいつもより多少量が多い。やっぱり何かを書いたり話すのが好きだなぁ。明日学校に行ったら卒業までは離れられるので精神的にも軽くなったしもっと楽しいことが報告できるといいな。

 

おしまい。